第1回(自然回帰にむけて)
2011-04-29
ビオトープ運動(自然回帰にむけて)
※ 旧ホームページでのコラムです。

私たちは、子供の頃、ゴムの短靴を履きランニングシャツに
短パン、野球帽をかぶり、虫取り網を肩に、近所の野山で
昆虫やトンボを採り、
竹竿に糸を垂らして近くの小川で魚をつり、雑木林の中では、
ぶどうの蔓を使ってブランコ遊びなど、自分たちが遊びを
作り出していました。
夕闇が迫る頃、遊びの時間の終わりは、
母親の「晩御飯の支度ができたよ~」 「早く帰っておいで~」の
声が合図でした。
今、この都会の中にそのような場所があるでしょうか?
札幌市内には、児童会館・近隣公園・総合公園・運動公園・
風致公園等などたくさんの素晴らしい公園があります。
このビオトープ運動は、保全地域を破壊しないで残す、
あるいは復元という構想です。
私たちは、保存するということも大切ですが、
今一つ発想、視点を変え創造するという観点から、
既存の公園の中に「ビオトープエリア」を創り、
社会全体が「自然回帰」を考えるという
機運の醸成も必要ではないかと考えます。


ビオトープ実験地の様子はこちら
※ 札幌造園協会の資料をお借りしています。
第2回(冬囲いについて)
2011-04-29
庭の冬仕度(冬囲いについて)
※ 2009年11月作成のコラムです。

ワラ縄と竹で編まれた職人技を眺め歩くのは、
雪国ならではの楽しみです。
今回は、ご家庭で自分でやる人も多い
「冬囲い」についてお話致します。
まず初めに用意する資材は、小さい樹木なら「根曲がり竹」、
少し大きなものには「さらし竹」、それ以上になると「真竹」、
そして「ワラ縄」、「むしろ」、
マツ等の雪を受ける枝振りのものには、雪吊が必要になりますので、
「丸太」や「ワラボッチ」なども使用します。
基本的な冬囲いの方法は、初めに枝を束ねます。
次に竹を根元から少し離してその樹木にあった本数を立てます。
そしてその竹の先端を木の上で交差させ縛ります。
次にワラ縄を適量取り、竹の下のほうから縄を回しながら
枝を中にまとめる要領で回し、最後は上の方で縛ります。
ここでポイントになるのが、「男結び」です。
1回で覚えることがなかなか難しい縛り方ですが、
一度覚えると、樹木を痛めず、頑丈に縛ることが出来、
大変便利なものです。
トップページに、「男結び」を解説した動画がございますので、
ぜひご覧下さい。
トップページはこちら
動画集からも見れます
もう一つのポイントは、
「下枝をしっかり押さえて固定すること」です。
枝折れしやすいのは、3月の解けた雪が重くなったときですので、
しっかりと縛ることが重要です。
今回は、比較的小さな樹木の「冬囲い」についてお話ししましたが、
雪吊りやさらし竹での棚、常緑樹にむしろを巻くなど、方法は様々です。
お庭の大切な樹木、しっかりと「冬囲い」をして
いつでも美しい樹形を楽しみたいですね。
※ 20坪ほどの庭だと、職人3人2時間で
3万円程度が目安です。
ご自分で出来ない範囲などお気軽にご相談下さい。

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